珍しい野菜の種類や名前をご紹介!最近見かけるあの野菜の調理法や食べ方は?

最近は新鮮野菜の宅配サービスが普及、外国ではよく食べられているのに日本では今まで殆ど知られていなかった「珍しい野菜」を目にする機会が増えましたよね。そんな野菜たちの名前や種類、「どんなお料理に合うのか?」などを調べてみました。気になった野菜があればご賞味あれ。

最近見かける”珍しい野菜”の種類や名前、味は?

最近はレストランや野菜の宅配サービスを利用していると、あまり見かけない”珍しい野菜”が入っていること、多くありませんか?

私も実際に野菜の宅配サービスを利用しているのですが、初めて見る野菜が時々入っています。

そんな野菜の中でも、比較的認知されてきた”珍しい野菜”をいくつかご紹介していきたいと思います。

 

「メジャーになってきた珍しい野菜?」という、なんとも矛盾した変な括りになってしまいましたが、とりあえず行ってみましょう(笑)

 

珍しい野菜 アーティチョーク

海外では比較的メジャーな野菜のアーティチョーク。

日本では主にイタリアンやフレンチレストランなどに卸されていますが、私はまだ、流石に店頭で見たことはありません。

あまり日持ちしない野菜の為、輸入食材を取り扱うお高めのスーパーマーケットでは瓶詰めなどの加工食品が販売されています。

 

原産地は中央アジアで、15世紀頃からイタリア地方で栽培が始まったといわれています。

日本名は「朝鮮あざみ」、キク科の仲間なんだそうです。

旬は春頃で一般的には5月から7月くらいに収穫されます。

食感はお芋のようにホクホクで、ほのかに甘みがあり良く「ゆり根」に似ていると言われます。

食物繊維がゴボウの約1.5倍と豊富。

日本でも栽培されていますが、観賞用としても親しまれているようです。

 

パッと見は一体どこが食べられるのか?といった感じですが、鱗のような”ガク”という部分を取り、中の根元部分を食べます。

素揚げにしたり、煮込み料理に入れたりするのが一般的な食べ方。

新鮮なものは生でも食べられるそうですよ!もし新鮮なアーティチョークを手に入れたら試してみたいですね。

 

珍しい野菜 コールラビ

次にご紹介するのはコールラビ。

こちらの野菜もなかなか見た目のインパクトがあり、どうやって食べるのかわからない野菜の一つです。

コールラビはカブのような見た目ですが、実はキャベツやブロッコリーの仲間。

コールラビの”コール”とはドイツ語でキャベツのこと。

地中海沿岸が原産地と言われていて、日本には結構昔から入ってきていましたが、食べ方が分からなくて最近まであまり普及しなかったようです。

 

コールラビは初夏と秋の終わり頃の年2回、収穫の時期が来ます。

ビタミンCが多く含まれていて、そのビタミンCは煮たり茹でたりしてもあまり減らないそうですので、積極的にお料理に加えていきたい野菜ですね!

 

主な食べ方は、紫色の皮を剥いて中の白い部分を食べます。

生でサラダに入れて食べると、シャキシャキとした食感を楽しめ、癖がなくドレッシングやマヨネーズにも良く合います。

また、スープや煮物に煮れても美味しいですよ。生のシャキシャキ感とは変わって、ホクホクしたジャガイモのような食感に変わります。

油との相性も抜群ですので、炒めても美味しいですよ!

 

珍しい野菜 ロマネスコ

ロマネスコも最近ではお店でも時々見掛けるようになりました。

パっと見はブロッコリーやカリフラワーのような感じですが、その幾何学的な見た目から「悪魔の野菜」などと揶揄されたこともあったそうです。

ロマネスコの起源については諸説有って、「ブロッコリーやカリフラワーを掛け合わせて作られた」や「そもそもブロッコリーやカリフラワーはロマネスコが起源」など、詳しいことは未だよく判っていません。

ロマネスコはイタリアやドイツで16世紀頃から作られるようになり、ヨーロッパ地方では一般的な野菜です。

 

ロマネスコにはビタミン類、鉄分、食物繊維が多く含まれています。特にビタミンCはレモンと同等と言われています。

 

気になるお味ですが、見た目通りのカリフラワーとブロッコリーの中間といったところでしょうか。

両方を食べ慣れている日本人にとっても親しみやすい味でしょう。

 

茹でると甘みが増すため、茹でたてのロマネスコにそのままマヨネーズをかけて食べるのが、個人的なお気に入りの食べ方です!

 

独特な形状からスープやソースに良く絡むので、シチューやスープと一緒に食べられることが多く、ヨーロッパではパスタやピザ、ピクルスなどもによく使用されています。

 

 

珍しい野菜 ビーツ

非常に鮮やかな赤色をしているビーツ。

ビーツと言えばロシア料理のボルシチを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

ビーツはその見た目からカブや大根の仲間だと思われがちですが、実はほうれん草の仲間。

私は正直言ってちょっと苦手。あまり好きな味じゃないんですよねー💦。

というのは、ほうれん草の仲間だけあって、食べると土臭さを感じるからです。
もしかしたら調理方法がマズかったのかな??

 

原産は地中海沿岸で、現在はオーストラリアやニュージーランド、アメリカなどで多く生産されています。

収穫期は6月頃と11月頃の2回。成長が早くわずか2〜3ヶ月で収穫することが出来、日本では主に缶詰など加工品として流通していることが多いですね。

 

気になる栄養価は非常に優秀!
「スーパーフード」「食べる輸血」などと呼ばれることもあるほどで、体にはとっても良い野菜。

特にカルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラル成分がたくさん含まれており、更に葉酸の含有量が多く、妊婦さんには強くおすすめしたい野菜ですね!

 

ビーツを使用したお料理と言えば、やはりボルシチでしょう。

ボルシチは”世界三大スープ”のひとつで、ロシアの郷土料理として非常に有名ですよね。

実はボルシチという料理、簡単に言うとお肉と野菜を一緒に煮込んだシチューのようなもの。

煮込むと鮮やかな赤色になり食欲をそそります。

お好みの野菜とお肉、そしてビーツを煮込むだけで具だくさんの栄養満点スープが出来上がりますし、土臭さも軽減されるので、ビーツを手に入れたら是非一度作ってみて下さい。

 

珍しい野菜 さや大根

今回最後にご紹介するのは日本の伝統的な野菜、さや大根。

珍しい野菜というよりは京都以外の地域ではあまり知られていなかっただけで、実際に京都市ではさや大根を「京の旬野菜」に認定していて、お店や直売所では馴染みの野菜なのだそうです。

 

一見すると枝豆やいんげん豆にも見えますが、実は大根の実で、味の方も「さや大根」の名が示すとおりピリッとした辛味があってシャキシャキとした食感が楽しめます。

サラダなどに入れると、ちょっとしたアクセントになってとても美味しく食べることが出来ますよ。

 

他にも日本らしく胡麻和えにしたり、炒めものにしてもお肉や他の野菜との相性も良いので、珍しい野菜といった違和感は全くありません。非常に使い勝手の良い万能野菜と言えますね。

 

京野菜をメインに通販を行っているサービスも多数ありますので、是非食べて頂きたい野菜の一つです!

珍しい野菜を宅配してくれる通販サービスを特集した記事もありますので、宜しければ併せて御覧頂けますと幸いです。

 

珍しい野菜の詰め合わせを宅配してくれる通販サイト!利用者の声なども紹介

珍しい野菜の詰め合わせを宅配してくれる通販サイト!利用者の声なども紹介

 

まとめ

今回は比較的よく見聞きするようになった野菜を取り上げてみました。

しかし、比較的簡単に手に入れられる珍しい野菜は他にもたくさんあって、とてもじゃないけどココでは全部紹介しきれません(笑)

また近々、改めて身近になった”珍しい野菜”の第二弾をお届けしたいと思います。

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